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塗仏壇の場合
塗金仏壇の場合は使われる材料や施工方法により大きな価格の差が生じます。金仏壇は、木地、彫刻、荘厳製作→塗作業・蒔絵作業→金物製作→金箔貼→組立ての工程で製作されますが、木地の種類だけでも、桧無垢材、欅板を貼り付ける、桧合板、杉やヒバなどを使用する・・・など様々です。塗作業にしましても、天然漆を手塗りした場合と合成塗料(カシュー)を吹き付けた場合とでは、価格も差が出て当然になります。また、最近は、日本各地の仏壇産地オリジナルの商品を、コストの安い中国で大量生産されるようになり、価格も下がっている傾向です。
いずれの素材や施工方法も、長く製品を使用していただくために開発改良を重ねたものですので、品質保証出来るものですが、金仏壇を購入される場合は、このような説明がきちんと行われる専門店をお選びする事をおすすめします。
弊社は106年以上の実績を誇る専門店です。お問い合わせの商品につきましては、お客様のご納得ゆくまでご説明したいと心がけております。
唐木仏壇の場合
唐木仏壇の場合も同様に、使われる材料や施工方法によって大きな価格の差が生じます。唐木仏壇に使われる材料は、木地仏壇と言われるように木本来の木目や風合いを特長としている為、それに使われる材料は黒檀や紫檀や欅、屋久杉といわれる銘木は高価な材料になりますので、お仏壇一本に対しすべてを黒檀の無垢で製作したら大変高価になる。ということです。また、材木は自然素材ですので「反り」や「くるい」があることが多く、違った木材を芯材にしてその周辺に唐木材料を貼り付ける加工方法で作られています。また、貼り付ける素材の厚みや貼り付ける場所によっても価格が大きく左右されます。最近では、木目をプリントした化粧合板を使用した製品もありあります。また、金仏壇同様、国産のみならず、中国やベトナム等で大量生産され、低価格な商品が増えています。
いずれの製品も、お客様の多様なご要望に応える製品であり、品質保証できるものですが、このような説明がきちんと行われる専門店をお選びする事をおすすめします。
弊社は106年以上の実績を誇る専門店です。お問い合わせの商品につきましては、お客様のご納得のゆくまで説明したいと心がけております。
・ 外戸、及び障子枠の材質の違い
四方練
三方練
二方練
前練
天然杢張
印刷
紙印刷
芯材の四方に6〜7ミリ厚さの銘木材を特殊な工法により練り合わせる
芯材の三方に6〜7ミリ厚さの銘木材を特殊な工法により練り合わせる。
芯材の二方に6〜7ミリ厚さの銘木材を特殊な工法により練り合わせる。
芯材の前に6〜7ミリ厚さの銘木材を特殊な工法により練り合わせる。
表面に薄い付き板を張り合わせる。
表面に木目を印刷し転写している
表面に紙に木目を転写したものを張り合わせる。
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お仏壇の手入れ方法
塗仏壇
普段から、軽く毛バタキでほこりを払ってから、柔らかい布で軽くふきましょう。細かな彫刻の部分や飾りの部分は、引っかかりやすいので、太目の筆や綿などを使うとよいでしょう。特に、金箔の押してある部分は、よごれても擦り取ったりしないようにしましょう。もし、目だった汚れが付いてしまった場合は専門店に頼んで修理していただいたほうがよいでしょう。全体的に、塗り加工してある部分に艶がなくなってきたと感じたら、市販のお仏壇専用ワックスを柔らかい布につけて軽く磨くとよいでしょう。(金箔の押してあるところ以外です。)
唐木仏壇
塗仏壇と同様、普段から、軽く毛バタキでほこりを払ってから、柔らかい布で軽く拭きましょう。細かな彫刻の部分や飾りの部分は、引っかかりやすいので、太目の筆で払うとよいでしょう。柔らかい布で汚れがとれない場合は、硬くしぼった布で拭いても大丈夫です。市販されている、艶出しワックスは購入後5.6年以上たち艶がなくなってきたら使用しましょう。最初から、ワックスを使いすぎると、天然木の材質が損なわれる場合もあります。
金メッキ加工してあるもの
1年に1回程度は、さっと洗い必ず、放置せず乾拭きして水気をすぐに取りましょう。磨きクリームを使用すると、剥がれの原因です。燭台についたロウは、こまめに取っておいたほうが、硬くならずいいでしょう。
金メッキ加工のないもの
こちらのお道具は、お磨きが必要になります。市販のピカールなど金属磨きでお磨きします。最近はニューテガールなど、付け置きしておくと艶の出るものも市販されています。
色のついているもの
金メッキ同様、磨きクリームを使用すると、色落ちなどの原因です。さっと洗い必ず放置せず乾拭きして水気をすぐ取りましょう。艶出しワックスを上から薄く塗布すると、艶も出て汚れも付きにくくなります。