打敷きの豆知識

打敷きとは

打敷とは、前卓(まえじょく)や、ご本尊様のまえに飾る上卓(うわじょく)などに掛ける荘厳具の一種です。
打布あるいは卓袱などと表記します。
また、打敷には、如来様あるいは御先祖様が、舞い降りたところに敷く、敷物。 お衣おという意味合いもあり、人間同様、敷き季節に応じて仏壇に敷く打敷きも、冬物から夏物へ、夏物から冬物へと衣替えし、高価な織物やて刺繍の「打敷」は、法要の時に使用します。
平常は、外されて法要や報恩講など特別なときだけ飾る場合もあります。

家紋入りの打敷

家紋入り打敷きも、承ります。
御希望の家紋の刺繍の入った打敷きも、お仕立てする事ができます。
家紋によりできない場合もございます。
お問合せください。

濃紺の塩瀬生地に、丸に違い鷹の羽の家紋を施しました。

夏用の正絹紗の、淡いグリーンの記事に、下がり藤の家紋を施しました。

打敷きの種類

打敷には、大きく分別しますと四角と三角形のものがあります。
弊社のある名古屋地区では、密教系の宗派や禅宗系では、四角形を
浄土真宗では、三角形をかける場合が多いです。
宗紋や鳳凰などの刺繍の入った打敷きや西陣織物の打ち敷など様々です。
お好みによってお選びになればと思います。
浄土真宗の宗紋入り打敷き

浄土宗の宗紋入り打敷き

西陣織など織物の打敷き

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